カレンダー

2012/05
  
  
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

世界一周コーヒーの旅

by 唐草 [2012/05/09]



 コーヒー豆を買うときは、毎回違う豆を買うようにしていた。こうすれば、いつかは理想の豆に出会えるはず。そんな買い方を続けていた。気がつけば、いつも買っている店で取り扱っている豆のほとんどを買ったことになる。
 結論から言えば、ぼくは苦み系の豆よりやや酸味系の豆が好きだということ。焙煎が深いものは苦いのであまり好きではない。また、豆の産地もアフリカやアラビアのものよりも、南アメリカの豆の方が好みだった。
 今のところ一番のお気に入りはコロンビア豆。次点でパナマ豆と言ったところ。麻薬やら誘拐やら物騒なイメージしかなかったコロンビアが、豊かなコーヒー豆の産地だとは全然知らなかった。また、パナマには運河しかないと思っていた。
 コーヒーのおかげで、世界の地理に関する知識が少しだけ増えたような気もする。
 今までに買った豆をいくつか列挙してみよう。
 イエメンモカ、キリマンジャロ、コロンビア、パナマ、グアテマラ、ブラジルなどがすぐに思い浮かぶ。ハワイのコナコーヒーは高いので買っていないが、世界中のコーヒーベルト地帯のメジャー地区を制覇した感じはある。
 ぼくはこの先、上で挙げた国へ足を運ぶことはあるのだろうか?ヨーロッパへは行ってみたいと思っているが、残念ながらアフリカと南米にはあまり興味がない。たぶん、一生行かないだろう。
 でも、今挽いている豆がどんな経路ではるばる日本へやってきたのかを想像しながら飲むのは少し楽しい。コーヒーで巡る世界旅行。とりあえず駆け足の世界一周は終わった。しばらくは、南米を中心にいろいろなところを巡ってみようと思う。