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世界の○○さんと

by 唐草 [2012/05/12]



 現実世界でぼくがカラクサラボの中の人だということを知っている人はあまり多くない。きっと20人未満だろう。
 中の人が知られていないのにはいくつか理由がある。
 まずは、ぼく自身が現実世界でカラクサラボの中の人だと名乗るのを止めているから(昔は名乗っていました)。そして、公開する作品の情報や個人の素性を隠した秘密主義を楽しんでいるから。あとは、知らない人と会うのがキライなのでネット側からの交流を一切行っていないというスタンスを維持し続けたことも大きいだろう。
 匿名でこそないが、ネット上での名前は識別番号と変わらないというような状況をキープしてきた。実はこの日記もできる限り個人が特定できないように適度にフィクションを挟んでいる(15%ぐらい)。この先もずーっと中の人不詳のカラクサラボを継続していくんだろうなぁと漠然と考えていた。
 でも、ついに面が割れてしまった。
 豪華な参加メンバーの魅力に誘われてゲーム掲載サイト『モゲラ』の掲載ゲーム1000本突破記念のゲーム制作者OFF会に参加してしまった。
 現実でもネットでも人見知りというか人間嫌い(ネコにしか興味がない)ぼくは、いわゆるOFF会に参加したことが今までに1度しかなかった。それも大規模OFFだったので個人の名前がわかるような会ではなかった。個人個人の交流を目的とした会に参加することなど考えたこともなかった。
 厭世的と言っても差し支えない価値観で生きているぼくでも、興味が面倒さを上回ることがあるのかと自分に驚いたりもした。
 世界的にも有名なWebゲームを作った方がどんな人かを知ることができたし、以前にtwitterでフォローしていた方の素顔を見ることもできた。専門的な話やら裏話に花が咲いたなかなか濃い一時だった。
 今日は珍しく表に出てしまったが、たぶんこんなことは100年に1度ぐらいの珍事だろう。これからも正体の掴みにくいポジションの維持に全力を傾けていきたい。

おまけ
 約20人の参加者のなかでスマホを持っていなかったのは、ぼくだけだったかもしれない。スマホを持っていないのに「twitterのアイコンで自己紹介しましょう」と言われたときのぼくの焦りを想像して欲しい。
 とは言え、そういう事態を想定していたので名刺を準備していたんで事なきを得ましたが。