カレンダー

2012/05
  
  
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

端数が気持ち悪い

by 唐草 [2014/04/02]



 消費税が8%になって色々値上がりしている。
 いつもの感じで菓子パンと飲み物を買うと、一枚多く硬貨を出さなければならなくなった。やはり、こういう瞬間に値上げをヒシヒシと感じることになる。
 そう言えば、増税前に靴を買いたかったのだけれども、良い靴が見つけられず買わずじまい。きっと次に靴を買うのは、今履いている靴の底に穴が開くか、はたまた8%への抵抗感が無くなってからだろう。きっと当分先になる。
 さて、増税の影響を一番感じているのが電車の料金。
 Suicaの残金に1円単位の端数が表示されるようになった。これが、なんかたまらなく気持ち悪く感じる。
 そもそもぼくがSuicaをコンビニなどでの支払いに使っていなかった。それは、1円単位の端数が発生してしまうのが生理的にイヤだったから。こんな個人の気分としか言いようのない、理不尽な理由からSuicaの利用方法を電車の料金のみに限定してきた。
 自分でもSuicaに端数が記録されることの何がイヤなのかよく分かっていない。残金でSuicaの重さが変わるわけでもないし、払い戻しを受ける際に1円単位切り捨てなんて話もない。
 でも、なんかイヤなんだ。微塵の合理性もなく、本当に感情的な理由でしかない。
 が、そんなささやかな抵抗も、もう意味を持たない。
 電車に乗るだけで1円単位の端数がドンドン貯まっていく。
 ああ、気持ち悪い。
 増税反対の政治活動でもしておけば良かったと思うほどに1円単位の端数を嫌悪している。
 かくなる上は、大きな決断をするしかない。
 Suicaの使用をやめるか、コンビニなどでの使用の解禁だ。前者は無いな…。