by 唐草 [2014/04/09]
Windows xpのサポートがついに終わりを迎えた。
なんかPCの知識が乏しい人たちは、サポート切れ=使用不能と考えているようにも感じられる。
サポートが切れても使用するだけなら問題無く使える。何らかの不具合や脆弱性が見つかっても放置されると言うだけ。ぼくは自宅のローカルネット環境内では、xpを使い続けるつもりだ。
だが、契約先ではそうもいかない。
技術顧問的な立場として積極的にxpからの移行を進めてきたぼくが、xpを使い続けているのでは説得力がない。
さて、どうしたものか?
Windows 95以来スタートメニューが嫌いだったぼくにとって、Windows 8は至高のWindows。xpにしがみつくような変化に弱い連中には不評のようだが、Windows 8が出て以来、MacOSに別れを告げても構わないと思うほどになっている。
そんなぼくとしては、自分にあてがわれているPCのOSをWindows 8にしたかった。
でも、残念なことにそれを準備する間もなく、この日を迎えてしまった。
さて、どうしたものか?
実はとんでもない秘策があった。
ぼくが使用していたxpマシンには、デュアルブート環境が構築されている。xpとVistaというWindowsの光と影の歴史を学べるような構成だ。
クソOSとして定評のあるVISTA。
たしかにリソースの使い方が効率的では無いように思える。でも、十分な処理力のあるPCに載せてやれば、それなりに使える代物だ。
という訳で、Windows xpが最前線から消えた今日から、ぼくはWindows Vistaで戦い始める事となった。このVistaは、インストールして何年経過していたのだろう?遺跡から発掘した古代武器を修復するような妙な興奮に包まれた。