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タッチパネル化を試みる

by 唐草 [2014/04/19]



 Chrome Remote Desktopというアプリの存在を知った。このアプリをインストールすれば、Android端末からMacでもWindowsでもリモートアクセスできるという便利なソフトだ。
 PCからPCを操作するリモートデスクトップアプリはいくつかあるが、Androidから自由にアクセスできるという無償のツールは多くない。
 さっそく試してみた。
 タブレットからPCを操作できると聞いたとき、いくつかの可能性を思いついた。もしそれが可能ならば、ぐっとPCの使い勝手が向上するのではないだろうか?
 まず思いついたのが、Windows 8をタッチで利用するというアイディア。
 Windows 8のスタート画面を最大限活用するには、やはりタッチパネルがあった方がいい。だが、タッチ対応のモニターを買う気はしないし、Windows 8のためにノートPCを購入する気もない。でも、もしタブレットでそれができるのなら1円の投資をすることなくタッチパネル環境を構築することができる。こんなおいしい話はないだろう。
 そう思って威勢よくリモートデスクトップにつないでみた。
 だが、現実は甘くなかった。タブレットをタッチしてWindows 8を操作しているのだが、それはマウスでの操作として認識されてしまう。画面をペタペタ触っているけれど、それはマウスを動かしているに過ぎない。強いて言えばノートPCのタッチパッドのようなもの。
 何だろうこのガッカリな感じは。タッチパネルに表示されたWindows 8が確かに目の前にあるのだけれども、触ることができないようなもどかしさがぼくを包む。
 あぁ、思いついたすべてのアイディアがついえた瞬間だった。
 とはいえ、リモートからPCを操作できるChrome Remote Desktopは優秀なソフト。普通のリモートアクセスソフトとして活用していこうと思う。