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隣の駅へ

by 唐草 [2014/07/23]



 たびたび激化する最寄り駅の駐輪場事情について書いてきた。状況は、さらに悪化してきた。今や、お昼頃出る日、は絶対に駅近くの駐輪場が利用できないと考えなければならない。
 最寄り駅付近には、4か所の有料駐輪場がある。この4か所とも常に満車。早朝か夕方でなければ利用できないという状況が続いている。
 なんでこんなに駐輪場が混んでいるのか。初めの頃は毎年恒例の5月ぐらいまで続く春だけ真面目な大学生の影響かと思っていた。でも、本当の原因は別のところにあった。
 駅前再開発。
 これが駐輪場混雑激化の本当の原因だった。なんと再開発のあおりを受けて、駅に最も近い駐輪場の一部が取り壊され600台もの駐輪スペースが失われることとなっていた。この影響はドミノ倒しのように広がっていく。600台の自転車が分散して、他の3つの駐輪場を埋めていく。再開発開始前でさえギリギリだった駐輪場に600台もの余裕はない。
 その結果、駅前にあるすべての駐輪場が常に満車というひどい有様になってしまったのだ。
 この事態にようやく気が付いた行政は、臨時の無料駐輪場を設置した。しかし、駅前に駐輪場を新設するスペースなんてありはしない。結果、新しくできた駐輪場は駅から遠く離れている。駐輪場から駅に行くのに自転車に乗りたくなるほどだ。
 ハッキリ言って、もう自転車で最寄り駅を使うのは不可能だ。空きスペースを探して駅前をあてなく徘徊するのは時間の無駄としか言えない。
 だから、アプローチを変えた。
 最寄り駅は諦めて、ひとつ隣の駅へ行くことにした。交通手段を変えるのではなく、駅を変えるという抜本的な大改革だ。隣の駅は再開発が終わったばかり。多くの駐輪場が用意されている。今のところ、ストレスなく自転車を止められている。当面は、こっちの駅を使うことにする。