by 唐草 [2014/07/27]
ぼくもいくつかのオフ会に参加して、オフ会と言うものに慣れてきた。手土産ぐらいは持参できるようになってきた。さて、どんなものを持っていけば喜んでもらえるだろうか?
自分一人だけ他の地方から参加するのであれば、郷土色の強いお菓子でも持っていけばいいだろう。でも、東京で開催されて東京からの参加者が半数を占めるオフ会で、東京から参加のぼくが東京のお菓子を持って行ってもインパクトは薄い。最悪、被る可能性だってある。
そんな時は、オリジナルなものを作るのが一番だろう。幸運なことに、ぼくにはその心得が少しばかりある。
今回は、缶バッジを作って持って行った。無論、図案はドラクエXのオフ会なのでドラクエXネタだ。2種類作成してお土産とした。
まず一つ目は、ドラクエXを知らない人がぼくの作った缶バッジを見ても黒い椅子のシルエットが描かれているようにしか見えないバッジ。ゲーム内の離席中アイコンをバッチにした。寝落ちした人の頭上に表示されることの多いアイコンだ。本人がそこにいるのに離席中アイコンを表示しているというパラドックス的な発想でデザインした品。決して図案が簡単だったから作ったわけではない。
オフ会では好評だったデザインだが、ゲームをやっていないと通じないネタだろう。
もう一つは、集会のきっかけにもなったフェイスタイプをデザインしたバッジ。こっちはオリジナル(と言ってもゲーム内に出てくるキャラをモチーフにしているけど)のバッジだ。こちらもドラクエっぽさはほとんどない缶バッジだった。
どちらの缶バッジも喜んでいただけたようだ。作った側としてこれほどうれしいことはない。だって、たった180円ですよ、バッジ2個と袋の原価。こんなにコストパフォーマンスの良いものは、そうそうないだろう。