by 唐草 [2014/08/09]
すべて台風のせいだ!
今日、行こうと思っていた花火大会が中止になってしまった。明確に中止のアナウンスが出たわけではないけれど、開始時間になっても音が聞こえてこないのできっと中止だと思う。
残念だ。
チケットを買ったりとか、誰かを誘っていたわけではないので実質的な損失はほとんどない。
でも、なんか悔しい。
それにしても、中止判断の基準が「音が聞こえてこない」というのはなかなかいいものかもしれない。小雨まじりの空模様だったので、家で待機していて正解だった。
ぼくが行こうとしていたのは、近所の花火大会。自転車で25分ぐらいのところで開催されるローカルな大会だ。直線距離なら7,8km程度だろう。そこの大会で打ち上げられる花火の音を聞いては、夏を感じてきたものだ。風に乗ってかすかに聞こえる角の取れた炸裂音が夏のもの悲しさを感じさせてくれる。
この花火大会、もちろん有料の観客席とかもあるのだけれども、地元民たちは穴場を知っている。ちょっとした坂を登ることになるのだけれども、会場のすぐそばに本当に開けた場所がある。ここから見る花火は、遮るものもなく実に見事。
こんな穴場があることを知ってしまうと、むしろお金を払ってみることがバカらしくなってしまうほどだ。
今日が、一番確実に花火大会へ行ける日だったので実に悔しい。なんで、こうも見事に台風が来てしまうのか。次回のチャンスはいつになることやら。いや、もう花火優先でシフトを組換えよう。そうしよう。だって、花火は夏しか見られないのだもの。