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ゲーム三昧の日々

by 唐草 [2014/08/14]



 お盆期間に突入して、そこかしこから休みの声が聞こえてくるようになった。皆、短い休みを存分に楽しもうと必死なようだ。
 休日の過ごし方は、人それぞれ。これが正解だというものはない。海外旅行へ行くもよし、国内の人気のスポットを訪ねるもよし、映画を見まくるのもよし、読書に耽るのもよし。各々が楽しみたいように楽しめばいい。
 その結果、ぼくはダラダラと過ごすことになる。その脱力っぷりは、半端なものでは無い。自分の体が溶けて不定型になっていない方がおかしいと思えるほどに脱力しきっている。そんな状態でゲームをしているのが、一番楽なのだ。
 この暑く日射しが強い季節に外に出ると日焼けに苦しむことになる。屋外には出たくない。
 旅行とかも混んでいそうだし、なにより事前に予約だの様々な準備をするのが面倒でしかたがない。行けば楽しいとは思うし、知らない街で迷子になってみたいとは思っているのだけれども、どこへ行くか考えたりといった事前準備の段階で気が萎えてしまう。
 また、どうやらぼくは食への関心が著しく低いらしい。もちろん食べるなら美味しいものの方が良い。それは事実だ。でも、美味しいものを食べるためにどこかへ行く気力は無い。ましてや、評判の店を調べたり、予約をとったりなんてことを考えただけでお腹いっぱいだ。
 そんな訳で、今年の夏もひとり涼しくクーラーの効いた部屋でダラダラ過ごしている。なまじ休みが長くて融通が利くので、必死に夏休みらしいことをしようという強迫観念に駆られることもないのだろう。休みなのに、そんなに動き回って疲れませんか?というのが、ぼくの感想。