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恒例の夏の主張

by 唐草 [2014/08/15]



 夏になると毎年決まって書いていることがある。恒例の事なので今年も書いておく。
 
 高校野球で監督も高校生にやらせるようにしよう!
 
 これが、ぼくの夏の主張だ。毎年、甲子園の話題を聞く度に、この意見を声高に叫んでる。
 もちろん、ぼくなりの理屈に基づいている。
 日本のスポーツ界は、もっと指導者の育成に力を入れるべきだというのがぼくの主張の原点だ。
 サッカー日本代表の監督も外国人ばかり。彼らは海外で監督の実績があるので招聘されているのは事実だが、日本人がなかなか選出されないのはなぜだろう?日本人監督に実績が無いからと言うことなのだけれども、正確には実績を得る場所と機会がないというのが事実では無かろうか?それでも、サッカー界はまだマシかもしれない。
 プロ野球の監督というのは、さらにひどいように思える。かつて活躍された名選手が監督を務めていることが多い。これは、指導力ではなく、知名度や選手経験を重視した人選なのだろう。なんで勝負のトップに能力じゃ無くて人気を重視した人物を据えてしまうのか?ぼくには理解できない。
 やはり、指導者として育成された人物がいないので、このようなミスマッチが起きているのではないだろうか?
 監督と言えば、スポーツのほかに映画監督が思いつく。俳優が監督を行うこともあるが、多くの場合監督としての専門家が舵取りをしている。その監督の多くは、製作現場を通して監督としての技術を磨いてきた人々だ。
 同じことをスポーツでも行ってもらいたい。
 高校生ぐらいからキッチリとマネジメントを学んで優れた指導者を育てて欲しい。選手の力量は、世界水準に達している。事実、多くの選手が海外で活躍をしている。一方、指導者はどうだろう?日本人監督が、海外リーグでチームを優勝に導いたなんて話は聞いたことがない。
 スポーツ全体のレベルを更に高めるために、若いうちから指導者としての教育を受けることが出来る未来を作ってもらいたいものだ。その先陣を、是非とも(頭の)お堅い高野連にやってもらいたいものだ。