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10年選手

by 唐草 [2014/08/19]



 PCとかスマホの壁紙ってどれぐらいのペースで変更するのが一般的なのだろうか?
 お気に入りの画像を見つけてはころころ変える人もいるだろうし、カレンダー付きの画像を用意して毎月変えている人もいるらしい。
 ぼくは、全然変えないタイプ。
 実は、かれこれ10年近く同じ壁紙を使い続けている。それが今日の画像。この画像は、古いMacOS X(10.1ぐらい)に搭載されていたモノクロ壁紙シリーズの一枚。ビビッドな写真やカラフルな抽象画像の中に紛れていた金属を連想させる冷たい画像。このクールさが気に入って以来ずっと使い続けている。しかも、変えていないだけではない。今、手元にあるPCの多くがこの画像を使用している。
 ぼくにとってPC壁紙とは、この画像を意味する言葉である。
 さすがに滅多にログインしないサーバ機のデスクトップは、この画像ではない。でも、それを除くすべてのPCがこの画像で統一されている。厳密に言えばライセンス違反かもしれないが、MacだけじゃなくてWindowsもこの壁紙だ。
 さすがにタブレットの壁紙には設定していない。タブレット(Nexus 7)は、デフォルトの壁紙のまま使用している。
 全PCで壁紙を統一していると1つだけ困った事がある。1つのモニターを複数のPCで共有しているので、今映し出されている画像がどのハードで動いているどのOSかの判断が難しいという問題だ。よく見れば、アイコンの並びやメニューバーの位置が違うのだけれども、やはり壁紙の存在感が群を抜いて大きい。パッと見で判断するのは難しく、動いていないPCのキーボードを叩いてしまうこともしばしばある。
 それでも、この壁紙を変えるつもりはない。
 これが気に入っていると言うのもあるのだけれど、それは些細なこと。同じ画像を10年も使っていると壁紙を変えようという発想そのものが無くなってしまうのだ。この先、仮に最高のデスクトップ壁紙画像に出会ったとしても変更しようとは毛頭思わないことだろう。