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ディアボロジンジャー復活

by 唐草 [2014/08/24]



 ぼくの血液は、コーヒー牛乳と炭酸飲料でできている。こう断言できるほどに、コーヒー牛乳と炭酸飲料が好きだ。
 ぼくの炭酸好きは、酒のみが酒を好むのに似た感じだ。
 我が家には常時、箱で三ツ矢サイダーが用意されている。未開封の箱がなくなった時点で、つまり残数30本を切った時点で2箱買ってくるのが常だ。
 素直に認めるが、炭酸飲料無しでは生きていけない。
 こんなぼくは炭酸飲料に何かとうるさい。炭酸なら何でもいいという訳ではなく、好きだからこそ強いこだわりを持っている。
 人工甘味料は、認めない。微炭酸は、認めない。
 この2つが鉄の掟だ。
 好きな炭酸飲料でランキングを作るとしたらこんな具合だろうか。

1.三ツ矢サイダー
2.ジンジャーエール(カナダドライ)
3.ペプシ(NEXじゃなくて、純粋なペプシ)

 とは言え、このランキングは一般的に買えるものだけで構成している。期間限定とか、過去に販売されたものまで考えると、微妙にランキングが変わる。
 たぶんは、2がジンジャーエールからジンジャーエールに変わる。
 何を言っているか分からないと思うので、もう少し丁寧に書くとカナダドライからディアボロジンジャーに変わるということだ。
 ディアボロジンジャーは、キリンの世界のキッチンシリーズで発売された炭酸。「辛すぎる」とか「薬っぽい味がする」とか「炭酸が強すぎて痛い」と言うような意見も少なくないが、ぼくは強烈な味わいが大好きだった。
 でも、批判的な声が多くて再販は無かった。もう何年も飲んでいないし、きっとこの先も飲めないのだろうと思っていた。
 でも、この夏に復活していた。そのことを知って飛びつくように買いに走った。
 何年かぶりに飲んだディアボロジンジャー。確かに辛くて薬っぽくて痛いほどの炭酸だというのは認めよう。でも、このノドに突き刺さるような味がおいしんじゃないか。細々で構わないので、ソルティーライチの陰でひっそりとディアボロジンジャーを販売し続けてほしい。