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打ち上げ中継を見る

by 唐草 [2014/10/07]



 今日は、ひまわり8号の打ち上げの日。心配されていた台風の影響もなく無事に打ち上がって本当に良かった。
 午後の早い時間の打ち上げなので、打ち上げ中継を見ることにした。
 今までのH2ロケットの成績を見ていると、打ち上げ失敗なんてことはまず無いだろうと確信できる。期待と不安が入り交じった宇宙への挑戦なんて重い雰囲気はまるでない。花火の打ち上げを見るように安心した気持ちで画面を見つめることができる。
 ネット中継で見るつもりだったのだが、打ち上げの瞬間だけはテレビで見ることとなった。打ち上げ直前までアナウンサーがしゃべっていていてうるさかったが、ネット放送よりも画質が良かったのでテレビを選んだ。
 打ち上げの映像は見慣れたものだった。CGと言われても分からないし、実は過去の映像を使い回していても分からない。それぐらい見慣れた光景となっている。煙をたなびかせあっという間に小さくなっていくロケット。補助ブースターの切り離しぐらいまでは、テレビで流していた。画面映えするのはここぐらいまでだろう。それに光学カメラではもう終えない。テレビでの中継は、打ち上げ成功と言う感じで終わった。
 でも、SRB分離じゃまだまだ成功かどうかは分からない。この後の分離やらエンジン再点火など様々なイベントが残っている。衛星本体が軌道に乗るまで、まだまだ予断は許されない。
 テレビを消してネット中継へと戻った。
 ネットでは、Google Earth上にロケットの位置を表示した画面とロケットの速度や高度などを示したテレメータを流していた。数字とCGの地球が映っているだけの画面だが、食い入るように見てしまった。複数回の燃焼を経てロケットの速度は秒速9kmを越えていた。高度もぐんぐん上がっていく。どこで何が分離するのかも分かるし、分離時の搭載映像も時々流れてきた。もう、各種の数字が完全に地上では理解出来ない大きさとなっていた。これぞまさに宇宙だ。
 と天空の数字に痺れていたが、やはり一度は種子島に行ってこの目で、この耳で打ち上げを体験してみたいものだ。