by 唐草 [2014/10/12]
久々に自転車のメンテをした昨日の続き。
久々にメンテをして気がついたことがあった。
オイルやグリースが著しく減っている。改めて確認して見るとペダルの回り具合とかも悪い。
注油しなくてはと思って自転車の足回りを改めて見たら、ドロドロに汚れていた。昨日のメンテでチェーンに油を差したのだけれども、その油がギアにこびり付いていた汚れを溶かしたようだ。
また、リム(ホイール)を見てみるとブレーキパットのカスで真っ黒に汚れていた。これでは、制動性能に影響が出てしまう。
という訳で、今日は自転車の清掃をすることにした。
本当は、1回自転車をばらして、洗剤で丸洗いしたいところ。でも、そこまでの気力は無い。極力分解はしない方向で、せっせと自転車を磨いていった。あらかた汚れを落としたら、隙間にグリースをねじ込んでいく。奥まで入っているか自信は持てないけれど、入れても入れても溢れてこないのできっと奥まで入っているのだろう。
チェーンも丁寧に掃除をする。十分に注油して油が行き渡ったのを確認したら、余計な油を拭き取っていく。
シリコンオイルのような上物は持っていないので、普通のサイクルオイルで磨いていく。ギアやらブレーキブースターに輝きが戻ってくる。そうだ、こんなにも輝かしいバーツだったんだ。
時間は短いが、のべ2日のメンテですっかりキレイになった自転車。
適切なメンテがされているとひと漕ぎですぐに分かる。顕著なのはギアチェンジだ。
調子が悪いとガッチャンっとうるさい音を立ててチェーンが落ちるようにギアが変わる。金属どうしが激しくぶつかるような感じだ。当然、膝に衝撃が来る。
メンテが適切だと、スルッとギアが変わる。ベルベットやシルクで歯車が包まれているような優しい感触だ。
大きく改善することが分かっていても、日々のメンテを継続するのはなかなか大変だ…。