by 唐草 [2014/11/12]
Nexus 7に搭載されているAndroid OSのバージョンアップを行った。このタイミングでアップデートの話をすると5.0 Lolipopへのアップデートと思われそうだが、実はそうじゃない。半年近く前から通知が出ていた4.4.4へのアップデートだ。ついに重い腰を上げ、4.4.2から4.4.4へのアップデートを行った。
なぜぼくがこれほどまで長期に渡ってOSのアップデートを拒んできたのか。それには単純な理由がある。
すべての原因は、ドラクエXにある。
ドラクエXの二段階認証用のワンタイムパスワードアプリと『お出かけ便利ツール』という公式のユーティリティーアプリが使えなくなることを恐れてアップデートを拒んでいた。万が一にもワンタイムパスワードアプリが動かなくなってしまったら、ゲームにログインできなくなってしまう。
ドラクエXの休眠を決めた今、それらのアプリが使えなくなっても何の問題も無い。となれば、アップデートを拒む理由は霧散したもの同然。粛々とアップデートをあてた。
4.4.2から4.4.4へのアップデートは、マイナーな修正が中心なので見た目に大きな変化は無い。動かなくなってしまったアプリは、一本もなかった。ぼくの長きに渡る心配は杞憂だったと判明したわけだ。
だが、影響が0だったかというとそうでもない。1つだけ大きな変化が見られたアプリがあった。
それが、スマホ版ドラクエ4。
2週間ぐらい前に、操作がシビアで投げかけたと書いた。
その後、色々確認したところ4.4.2環境では、動作速度が既定値より速く動いてしまうらしい。ほぼ倍速。音楽や効果音は正しく再生されていたので気がつきにくかったけれど、冷静に見てみると足踏みや町の人の移動速度が妙に速かった。
アップデートしたら動作速度が適正値に戻ったように見える。
これは、良い変化であるはずなのだが、ぼくの目にはそうは映らなかった。
倍速に慣れてしまったので、通常速度のドラクエ4があまりにも遅く見えてしまう。テンポも悪いし、処理落ちしているようにさえ感じられてしまう。一度速いのを知ってしまうともう後戻りはできない。急にドラクエ4がつまらなく見えてきた。