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ポエング

by 唐草 [2014/11/17]



 ちょっと空き時間ができたのでIKEAに椅子を買いに行った。
 買ってきたのは『ポエング』という、日本人にはあまり馴染みのない語感のひとり用のソファー。実は、かれこれ4年ぐらい前から買おうと思っていた椅子だ。
 初めてIKEAに行った際にいろいろな椅子を試して(展示されているほぼすべての椅子に座った)、これぞベストだと確信したのが『ポエング』。でも、その時はオフィス用の椅子を買いに行っただけだったので買わずに帰ってきた。家に帰ってから冷静に考えてみたところ、どう考えても当時の我が家に『ポエング』を置けるスペースは無かった。スペースがあるからと言って無理矢理リビングの真ん中においてもソファーは活用できない。
 月日が流れて、小さな模様替えやライフスタイルの変化が重なった結果、我が家にもひとり掛けのソファーを置くことができる状況がやってきた。この状況に際して、『ポエング』のことをすぐに思い出した。もう迷うことはない。自分の一目惚れを信じよう。という訳で、早速お店へ向かった。
 ショールームにはたくさんの『ポエング』が置かれていた。
 この椅子は、フレームとクッションの組み合わせを自分で選んで作る。そのため、何通りかの組み合わせができる。「白い木材のフレームと布張りの座面」とか「黒い木材のフレームに革張りの座面」というような組み合わせができる。初めて見たときは夏場だったせいかメッシュの座面もうっていたのだが、今日は見つけられなかった。
 初めて購入を決意したのでお値段をよく見たのだけれども、ものの値段がよく分からなくなった。
 白いフレームは4,000円。黒い方は6,000円。このぐらいの値段の差ならまだ分かる。
 一方、座面は素材によってお値段はまちまち。革張りが高いのは納得できるのだが、皮と同等の値段の布張り座面も売っていた。4,000円のものと12,000円のものでは、同じ布張りでも何が違うのだろう。触ると高い方が心持ち厚いように感じられたが、どうしてこれでお値段が3倍になるのかは理解出来なかった。中のクッションが違うのだろうか?座り比べてみたが、ぼくの尻はその違いを見いだすことはできなかった。敏感すぎない尻のおかげでちょっと倹約できたのかもしれない。
 ついでに、今ネットで話題の猫にジャストサイズの人形ベッドを探したのだけれど、残念ながら見つからず。「どうせ買ってもうちの猫は乗らない」との捨て台詞を残して店を後にした。