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歩行に支障有り

by 唐草 [2014/12/01]



 昨日からの続き
 
 ぼくは、膝が弱い。長距離を歩いたり、自転車に乗ったりすると必ず膝が痛くなる。
 調子に乗って46kmも自転車に乗ってきたので、今、猛烈に膝が痛い。こうなることは薄々予想できていた。
 実は昨日も25kmを過ぎたあたりから右膝が悲鳴をあげていた。脚力だけでペダルを踏み込むと痛いので、右手で膝を押すような形で片手で自転車に乗っていた時もあった。普段運動をしていないから、急に高負荷がかかるといつもこうなってしまう。トップスピードを抑えたり、急加速をやめたりして膝への負担を抑えてきたが、やっぱり痛くなってしまった。
 とは言え、長年の経験でこの状態でも20kmぐらい無理できることを知っている。あまり良くない経験知だが、家に帰るには十分だ。
 そんな感じで無理をしてしまったのが昨日。46kmを走って、走行アベレージ速度は約22km/h強。途中で昼食休憩があったけれど、平均速度だけならマラソンのトップ選手のペースより早い。
 無理のツケは、翌日へ持ち越されることとなる。
 今日は、朝から膝が痛い。両膝とも。
 膝が痛くてベッドで寝返りを打てなかった。ズボンの裾を手で持って自分を裏返していた。
 起きてしまえばどうにか歩けるが、膝を大きく曲げるときは危険が伴う。椅子から立ち上がるのも痛みが伴う。
 もっともやっかいなのが、階段。降りるときは、小さな子供が大きな階段を下りるときのように一段一段ゆっくり降りればどうにかなる。だが、登るのは本当に辛い。屋内の階段なら段に手を付いて4足歩行の生き物のような姿で上っている。手すりのありがたさを理解出来る瞬間だ。
 日頃からの筋トレをしていれば、ここまでひどいことにはならないのだろう。あとは、テーピングをしたりサポーターを身につければ多少ダメージを軽減できるのかもしれない。
 そう言うことは、今までにも何度も考えて来た。
 でも、たくさん走りたいという衝動の前では、そんな計画性はなりを潜めてしまう。
 昨日の満足感の前では、今の膝痛なんて取りに足らない問題。バンテリンでも塗っておけば平気さ。