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インクの保存法

by 唐草 [2014/12/13]



 先日購入したインクをプリンターにセットして無事に自分用でない年賀葉書を印刷した。
 印刷前にプリンターのヘッドを外して確認したところ、予想通りにインク漏れをしていた。先日キレイに拭いたはずのヘッドが、漏れたインクで黒く汚れていた。1週間でこんなに漏れてしまうのかと驚いてしまうほどの漏れ方だ。もしかしたら、インク受けのスポンジがインクを吸いすぎて膨らんでしまい、結果として常にヘッドに触れてしまっているのかもしれない。
 本当の原因は不明なままだが、インクが漏れているということは紛れもない事実だ。
 何か対策をしなくては、あっという間にインクはなくなってしまう。
 使わないときにインクを外しておくというのがベストだろう。そう思って外してみたが、気がかりなことが2つあった。まずは、インクカートリッジの気密性。売っているときのように密閉することはできない。個人の力じゃジップロックが限界だ。この程度の気密性で良いのだろうか?もうひとつは、インクをセットする部分の乾燥。インクカートリッジを外して放置していたら、インクが流れる経路が乾燥して目詰まりを起こしてしまいそうだ。
 この2点が心配なので、インクカートリッジを外して保存する方法は断念した。
 そこで、もっと大胆な方法を採ることにした。
 インクカートリッジをセットしたままの状態でプリンターのヘッドを外して、そのヘッドをアルミホイルで包んだ上でジップロックに保存することにした。
 ヘッドを逆さにして置けばインクも漏れないだろう。またプリンターの印刷ヘッドがアルミホイルにぶつからないように、ちょっとした金具を挟んだ。
 プリンターを修理するという根本からの対処がベストかもしれないが、そこまでするつもりはない。だとしたら、ヘッドを外して保存するという方法が、対処療法の中ではベストな手段だろう。
 だが、この方法にも問題がある。
 次に印刷するときの手間があまりにも大きいという点だ。ジップロックを開けて、アルミホイルと丁寧に剥がして、ヘッドをプリンターにセットする。手軽に印刷ができるという家庭用プリンターの利点を完全に殺したとも言える。まぁ、毎月月末に請求書を刷るぐらいの使用頻度なので、たぶんこの手間に耐えられると思う。たぶん。