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ジンギスカン

by 唐草 [2015/01/17]



 今日は、ジンギスカンを食べに行った。北風のあまりの強さに家を出るのに躊躇したが、覚悟を決めて家を出た。
 腰の重いぼくを寒い日に外に出すというのは、驚異的なことである。それほどまでにジンギスカンが好きなのかと言えばそういう訳でもない。集まるメンツへの興味が、ぼくのやる気の95%ぐらいを占めていた。本日のメンバーもドラクエXのお仲間である。常連も多いのだが、初参加の方もいる。すでにドラクエXからは手を退いているぼくではあるが、今まで何度か遊んできた方の中の人が見られるとあらば北風にも負けずに外出をするのである。
 さて、肝心のジンギスカンであるがほとんど食べてはいない。ラム肉が嫌いなわけではない。むしろ好きな部類であはあるが、箸は進まなかった。
 原因は、料理の出てくるスタイルにある。
 以前から書いているとおり、ぼくは小食である。満腹を感じるのはどれだけ食べたかはあまり関係ない。食べ始めて何分経ったかが重要である。ちょっとしか食べていなくても、食べ始めて15分もすれば満腹を感じている。量から考えて満腹のはずはないのだけれど、気分はお腹いっぱい。足りてないはずだと考えて無理に食べると、99%気持ち悪くなる。
 ジンギスカンは、焼肉と同様に自分たちで焼いて食べる。ただ、直火で焼く焼き肉に比べると焼けるのに少し時間がかかる。とくにもやしを多めに使った蒸し焼きだと時間は更に長くなる。蒸し焼きが焼き上がるのを待っている間にぼくの満腹中枢は満腹の指令を出してしまうのである。こうなったら最後もう何も入らない。
 こうなることは予想できていたので、お通しには手もつけず、蒸し焼きをお勧めされても直焼きしまくっていた。けれど、あっと言う間にお腹いっぱいとなってしまった。
 食べたかったラムタンが届いた頃には、もう気分が悪くなっていた。結局、自分で頼んだにに食べられない始末。小食は、小食でつらい。