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もうひとつの図案も

by 唐草 [2015/01/21]

　昨日、缶バッジの代金を納めてきた。銀行振込なんて久しぶりだった。あとは届くのを待つばかりだ。
　ところが、大失敗をした気分になっている。
　発注した図案に不備があったわけではない。オーダーしたことを後悔しているのではない。その逆だ。オーダーしなかったことを後悔しているのだ。
　今回発注した図案は、3つある。そのどれもがドラクエ関連の図案。カラクサラボとは異なる名義で活動している方だ。缶バッジは、オフ会で配る手土産として製作した。この手のオリジナルグッズは、手土産としてお菓子を買っていくよりもインパクトがでかいし、実は安く済む。コストパフォーマンスは最高である。
　ドラクエ図案3点をオーダーして、当初の目的は果たしたと言える。この事になんの不満もない。
　後悔しているのは、全然別のことだ。ドラクエとは関係なく、カラクサラボの方でも缶バッジを作れば良かったと後悔をしているのである。うちのゲームのロード画面に表示される赤丸の中の招き猫図案。これって缶バッジ向きのデザインだと言うことに今朝気がついてしまった。いっそ気がつかない方が幸せだった。
　昨日も書いたが、送料のことを考えると一度にまとめてオーダーした方が1個あたりの値段がお安くなる。カラクサラボバッジのためにだけもう一度注文を行うと割高になってしまう。まとめて注文していれば、本当に安価に缶バッジを作ることができたのに…。
　ドラクエ方面の制作だったので、ぼくの頭の中で完全にカラクサラボと切り分けて考えていた。こっちはこっち、あっちはあっちという具合に、まるで中の人が違うかのような扱いだった。同じ体に同居しているのにねぇ。ロールプレイを重ねているうちに、人格が独立してきてしまっているのだろうか？

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