カレンダー

2024/03
     
2930
31      

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

指が痛い

by 唐草 [2015/03/01]



 ドラクエヒーローズは、ほぼ想像どおりの出来だった。ルールは完全に無双。ゲームバランスは、やりごたえより爽快感を意識した作りだ。無双ファンには物足りないかもしれないが、ぼくのように気楽にダラダラやりたい人にとってはよいゲームバランスだと思う。まだクリアできていないのだが(トロフィー的には終盤のはず)、今のところ不満はない。やりこみ要素が少ないように思えるが、それは配信要素に期待することにしよう。
 キャラにボイスがあることに多少の違和感があったが、それにはすぐ慣れた。慣れてしまうと、画面には見覚えのあるモンスターがたくさん出ているし、BGMは耳馴染みのある曲ばかり。本当に丁寧にドラクエの世界観を移植しているので、新作ゲームなのにまるで新作に感じられない。BGMによっては、一瞬だけドラクエXの記憶が蘇って何をやっているんだか分からなくなった。特にドラクエ2の音楽が流れると、ドラクエXの王家の迷宮を探索しているような錯覚に囚われてしまう。まだまだ頭の中からドラクエXが抜けていないようだ。
 無双のシステムなので、タイミング良くボタンを押せばコンボがドンドン繋がっていく。こう書くと聞こえがいいが、冷ややかな目線を向けると見え方が変わってくる。「△・△・△・□」を押すだけとも言い換えることができる。要するに連打ゲーだ。押して押して押しまくる。
 木曜からずっとボタンを連打してきた。数千匹のモンスターをなぎ倒しているので、ぼくの指も数千回ボタンを押しているのだろう。もしかしたら余裕で万の単位に到達しているかもしれない。
 握っているのはPS3のコントローラーだ。
 長い間PS3のコントローラーでドラクエXをプレーしてきて分かったが、ぼくの手にPS3のコントローラーはあまりフィットしていない。
 その証拠に、昨日から右手の指が痛いのだ。過酷な連打の代償が痛みとなって現れている。
 ゲームは終盤に差し掛かるほど難易度が上がっていく。この先は、今まで以上に連打をすることになるのだろう。果たして、ぼくの右手はこの戦いを耐え抜くことができるのだろうか?と大げさかつ厨二病的なセリフを残しておこう。なお、適度な休憩を挟むといった良識的な考えはぼくの中に無いようだ。