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たまるメガネケーブル

by 唐草 [2015/03/12]



 昨日、会社の片付けをした際にいくつかの機器をもらってきた。状態が不完全なものが多かったので、ちぐはぐな組み合わせになってしまったものもいくつかある。黒い本体なのに電源ケーブルが灰色とかそんな具合だ。しっかり確認せずにもってきたので、譲り受けた機器よりも電源ケーブルの方が多かったという残念な事実も発覚した。
 多かったのは、よりによってメガネケーブルだ。
 メガネケーブルってなに?と思った方もいると思うので、簡単に説明しておこう。
 メガネケーブルは、本体に接続する部分を正面から見るとメガネのように見える電源ケーブルの通称。電源コンセントから変圧アダプターまでの間に使われることの多いケーブルだ。プリンターやプレステの電源ケーブルで採用されているので、きっと一家に1本ぐらいはあるだろう。
 我が家にも多くのメガネケーブルが余っている。
 先日、プリンターを買い換えた。新しいプリンターにもメガネケーブルが付属していたが、それを開封することはなく、古いプリンターで使用していたメガネケーブルを流用してしまった。昔、ネットワーク機器のハブを買い換えたときも古いメガネケーブルを使い続けた。PS3に刺さっているメガネケーブルは、PS2に付属していたケーブル。PS2に刺さっているメガネケーブルは、出所不明なメガネケーブル。広く流通していて高い互換性のあるケーブルなのでありとあらゆるところで使用されている。
 会社からいくつかの機器をもらってきたので、またしてもメガネケーブルが増えてしまった。いらないケーブルは処分したいところなのだけれども、設置場所によって長いケーブルが必要になることもあるし、短い方が都合の良い場合もある。そんな訳で、整理してもまだまだメガネケーブルが余っている。
 パッと見ただけでもぼくの机から4本ものメガネケーブルがコンセントへ向かって走っていた。未使用機器が眠る棚の中は、メガネケーブルのジャングルとでも言うべきありさまだ。いったい今の我が家には、使用・未使用あわせて何本のメガネケーブルが存在しているのだろうか?