カレンダー

2012/05
  
  
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

DNS偽装

by 唐草 [2015/03/14]



 ドラクエヒーローズのオンラインボーナスの仕組みが気になってしかたがない。
 指定の時間帯にゲームを開始すると期間内のみ「取得ゴールド10% UP」とか「レア素材ドロップ率2倍」というようなボーナスを受けることが出来る。このボーナスを受けるためには、オンラインへの接続が必要となっている。そのことから推測すると、ゲーム開始時にボーナス情報をネットから取得していると考えるのが自然だろう。
 だとすれば、どこのサーバとどんな通信をしているかを知りたくなるのが、ハッカー的好奇心というべきものだ。
 そういえば、ゲーム発売日に通信エラーの警告が出まくっていた。これは、遊ぶ人が多すぎて一時的にサーバがダウンしてしまったのだろう。PSNはなんの影響もなかったところを見ると、スクエニのサーバにアクセスしていそうな印象がある。だとすれば、PSNのアカウントとは関係なくスクエニからボーナス情報を取得しているのでは無いかという仮説が立てられる。
 もしこの仮説が正しければ、ネットワーク設定をいじりまくれば自前のボーナス情報配信サーバを構築することも可能かもしれない。
 DNS偽装を行い、スクエニのサーバではなく我が家のサーバに情報を取りにいくように仕込むのだ。
 まずは、DNSサーバを我が家のLAN内に構築して、スクエニサーバへ向かうすべてのパケットを我が家の中で処理できるようにすればいい。そしてプロトコルを解析して、常に偽のボーナス情報を配信するのだ。
 理論的には可能そうに思えるが、実際実行するとなるとなかなか大変なのも事実。
 特にPS3なので直接プログラムをいじったり、観察することができない。あくまでパケットを監視して通信プロトコルを見極める必要がある。
 そこまでして、ヒーローズで楽をしたいのか?そう尋ねる人もいることだろう。
 答は、とうぜん「いいえ」だ。
 ヒーローズで楽をしたいからパケット解析をするのではない。そこにハックできる可能性のあるものがあるからハックするだけ。それがたまたまドラクエヒーローズだったに過ぎない。