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飲めるアルコールの分類

by 唐草 [2015/03/24]



 何度か書いているが、ぼくは酒にかなり弱い。酔っぱらうと、気分が高揚する前に気持ち悪くなるか頭が痛くなる。
 それでも、飲むペースやら飲むアルコールの種類を見極めることによって、昔よりは飲めるようになった。もっとも飲めるようになったと言っても、グラス1杯なのだが。
 元来、ぼくは実験好きなタイプなので、自分がどんなアルコールなら摂取可能なのかを試してみたいという考えはある。だが体を張った実験を敢行すると、高確率で気分が悪くなることも把握している。そのため、この実験はゆっくりと行うしかない。それに、いわゆる飲み会のような不特定多数が集まる状況が好きではないし、飲めないので1人で飲みに行くこともない。
 実験は、遅々として進まない。
 それでも、だいぶ実験結果が蓄積されてきた。
 まず、ビールには絶対口を付けない。これが基本。ノンアルコールビールを飲んで確信したが、ぼくはアルコール以前にビールの味が嫌い。生理的に受け付けないレベルで苦手なようだ。親があまりビールを飲まなかったので、ビールの匂いに対する免疫みたいなものが構築されなかったのかもしれない。
 一方で意外と飲めるのは日本酒。ゆっくりであれば、1合ぐらい飲める。これは、ビールの場合と逆で、親が料理に料理酒をしっかりと使っていたので、日本酒の味への耐性ができていたのかもしれない。
 最近確信したのが、ワインは危険だと言うこと。特に赤ワイン。なんだか、すぐに気持ち悪くなる。なにかで割れば飲めるが、ワインをワインのまま飲むと気持ち悪くなって手が冷たくなる。ワインの入った料理、例えばビーフシチューとかで気持ち悪くなることはない。アルコールが飛べば平気なので、味が苦手という訳ではないようだ。
 逆に安全にアルコールを飲める可能性を高める方法も分かってきた。レモンとかライムなどの柑橘系が入ったカクテルだとリスクが軽減される。柑橘系にアルコール分解促進作用があるわけではないのだが、なぜか気持ち悪くなりにくい。柑橘の香りが気分をスッキリさせてくれるからだろうか?
 そういえば、家でチビチビ飲んでいるせいか梅酒も安全よりのお酒だと言える。
 この結果から考察すると、アルコール以外の香りの強いお酒なら飲めるとも考えられる。いったいぼくのボーダーはどこにあるのだろう。飲み会などを平穏にやり過ごすためにも、その基準をしっかりと把握したい。とは思っているものの、積極的に実験を行うほどアルコールが好きではないというジレンマ。