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ゲーム史に残るのか?

by 唐草 [2015/04/19]



 ダラダラと遊んでいたFF7をついにクリアした。
 やりこみ要素であるチョコボ育成を極めていたので、ラスボスを一撃で沈めることができたので大満足だ。
 ポリゴンは荒かったが、ゲームのクオリティーは現在でも十分に通用するレベルの高いものだった。1997年の発売から18年経過しているが、その間にFF7を越えるゲームは何本作られたのだろうか?国内に限れば10本も無いように思える。FFシリーズも7を抜いた物は少ないのではなかろうか?発売当時の衝撃も考慮すれば、ゲーム史に残る1本という評価を与えるに値するゲームだと言える。
 もし、FF7が今の技術でリメイクされたらきっと素晴らしいゲームになるだろう。当時はレンダリング済みの1枚絵の世界しか見られなかったが、フルポリゴンになった世界を自由に動き回れたらもっと世界を身近に感じられるかもしれない。
 と思ったのだが、FF7をプレーしている際にふと思った。
 カメラが固定されているからこそ、街やダンジョンの大きさを実感できたのではないか、と。
 シーンによっては自キャラが数ドットで表示されるほど小さくなる(Selectボタンで自キャラ位置を示すカーソルが表示されるのを忘れていたのでひどく苦労した)。ゲーム画面としては見にくいかもしれないが、演出だと考えると悪くない。今のフルポリゴンのゲームは、視点が自キャラの目線になっているので俯瞰したり見上げたりするカメラワークが少ない。FF7で感じた世界の広さは、カメラが動かせないという制約を逆に利用したものだったのかもしれない。
 これだけ人気のあるゲームだとリメイクは本当に難しそうだ。どんな形でリメイクをしても、様々なところから不満が出るだろう。
 もしかしたら、リメイクがでないというのが名作の証なのかもしれない。
 さて、先日FF7を始める際の記事に「FF7ってクラウド(主人公)の嘘でシナリオが進むんだよなぁ。」と書いていた。これは、ぼくの思い違いだった。嘘を付いているのはクラウドじゃなくて、ヒロインのティファだった。この誤解が解けたのでシナリオの矛盾が無くなったのかといえばそうでは無い。やっぱり後付の設定がないと意味不明な部分も多いし、すべてを理解した上で遊んでも釈然としない感じが残る。
 良く言えば、「多くの解釈ができる」とも取れる。このあいまいさが、人気の秘密なのだろうか?