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スローパンクチャー?

by 唐草 [2015/05/07]



 朝、自転車に乗ったら妙な音がした。ブブブブというような鈍い音。どうやら前輪から音が出ているようだ。
 タイヤの溝に石でも挟まったのだろうか?それにしては音が連続しすぎている。ブレーキか泥よけが車輪にぶつかっているのだろうか?だとしたらこんな音はしない。ブレーキと泥よけを触ってみたが、車輪にぶつかっている様子はない。
 じゃあ、なんなんだこの音は?
 家を出てからT字路で止まった際にタイヤを触ってみた。
 原因は明白だった。
 タイヤの空気圧が下がっていた。完全に空気が抜けたわけではないが、タイヤに張りがない。指で強く押すと簡単に凹んでしまう。
 そのせいでタイヤの接地面の形がおかしくなって妙な音を立てているようだ。ヤバイ、これってまずい状況だな。だが、引き返して空気を入れている時間はもうない。
 ぼくの自転車はマウンテンバイク。ちょいと太めのタイヤ(26x1.95)を履いている。普通のママチャリの2倍ぐらいのタイヤ幅がある。この手の太いタイヤの空気が抜けるとママチャリとは異なる問題が発生する。
 細いタイヤであれば空気が抜けると潰れるだけ。でも、太いタイヤだとハンドルを切った際に横方向にタイヤが変形してしまう。
 これはかなり危険な状態。曲がろうとしても曲がらないし、曲がってしまうとハンドルを戻しにくくなる。まるでハンドルが柔らかくなってしまったようだ。曲がる度にゴムが軋むイヤな音がする。
 危険は承知で極力ハンドルを切らないような運転で駅へと向かった。
 幸いなことにパンクの規模が小さかったために乗っている最中に空気が完全に抜けきるような大事には至らなかった。いわゆるスローパンクチャーというような症状だ。
 いつパンクしたんだろう。前回自転車に乗ったのは、5月3日。その時にパンクしたのだろうか?それともその前から徐々に空気が抜け続けていたのだろうか?
 スローパンクチャーだと破損が小さいからパンク箇所見つけるのが大変なんだよなぁ。