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オープンワールドの罠

by 唐草 [2015/07/05]



 睡眠不足でちょっと気持ち悪いが、今日も『Witcher 3』に明け暮れている。自分でもアホだと思うが、コントローラーを握る手が痛くなってきている。
 『Witcher 3』は、いわゆるオープンワールド系のゲーム。メインとなるシナリオは決まっているけど、どういう順番にどういう方法で攻略するかは、プレーヤーの判断次第という訳だ。そしてその際の選択でシナリオが変わるらしい。
 童話『ヘンゼルとグレーテル』をモチーフにしていそうなシナリオがあったので子供を助けることを最優先に進めたら、魔物が解き放たれて村が1個壊滅してしまった上に領主が首を吊ってしまった。これはかなりバッドエンドな気がする。
 裏社会のボスを追い詰めるシナリオでは、ボスの屋敷に潜入することになる。その際に、地下道を通って忍び込むか、それともヤクザの抗争のように正面から殴り込むかの選択が迫られる。ぼくは意図せず殴り込みを選んでしまったらしく、街はごろつきの死体で溢れかえることになってしまった。
 自分の選択がストレートにシナリオに反映されていくのはおもしろい。日本のRPGのように主人公がぼくの感性とは異なる臭いセリフを言っているのを苦虫をかみつぶすような顔をしながら見つめている必要も無い。選択の結果が予想と異なることばかりだけれども、それが自分の選んだ結果なら満足できる。
 ただ、オープンワールドのシステムで困っていることが1つだけある。
 経済の問題だ。
 同じ鍛冶屋に戦利品を売り続けていたら鍛冶屋の資金が底をついてしまった。便利な位置にある鍛冶屋なのにもう何も買い取ってくれない。ちょっと離れた鍛冶屋を利用するようになったが、そこも資金が尽きてしまった。都市の流通や経済までぼくの選択が反映されている。この辺は、オープンワールドシステムの罠と言ったところだろう。
 FF15は、オープンワールド系になるとアナウンスされている。DQ11は、どうなるのだろう?すっかりオープンワールドに魅せられたぼくとしては、是非ともオープンワールド化してもらいたいところだ。