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クーラー漬けの毎日

by 唐草 [2015/07/23]



 毎年言っているが、今年の夏も言っている言葉がある。
 「今年の夏は暑すぎる!」
 本当にアホみたいに暑い。早くも猛暑日連発な暑い日々が続いている。
 暑さの原因は、地球温暖化という訳ではないだろう。緑地面積減少によるヒートアイランド現象の加速とか、湾岸エリアの開発によって海沿いに高層ビルが増えた事による海風の減少などが、近年の暑い夏の直接的な要因だろう。日テレの新社屋ができて以来、海風が来なくなったと語っていた知人を知っている。少なくとも東京の暑さの要因は、ほとんど人工的な理由なのだろう。
 原因がハッキリしているのは良いことだが、だからといって対処できる訳でもない。暑いから環8と環7の舗装を全部剥がすとか、新橋近隣の高層ビルをすべて破壊するとか方法自体は思いつくが、とても実現できるものでは無い。それでも、エルニーニョの海の海水温を人工的に変化させるよりは容易かもしれないが…。
 暑くなる原因が分かっていても対処できないもどかしさを考えるとますます暑くなる気がする。これ以上、湾岸地区の破壊を考えるのはやめておこう。考えていることが、だんだんテロリストに近しいものになってきてしまう。おとなしく冷房の効いた部屋に逃げ込もう。
 今年の暑さは、扇風機だけでは乗り切れない。扇風機からは熱風が吹き付けてくるようで、ちっとも涼しくない。クーラーだけが唯一の生命線だ。
 朝からずっとクーラーのついた部屋にいる。日中は当然クーラーはフル稼働。夜になっても暑いままなのでクーラーが止まることはない。寝るときだってずっとクーラーが冷たい風を吐き出し続けている。こうして、ぼくは朝から晩まで1日中クーラーに頼りきった生活を送っている。エコを口にして熱中症で倒れるなんてゴメンだ。
 最後に言い訳がましいことを書いておこう。ぼくの部屋のクーラーはリモコンが壊れたため、応急運転しかできない。そのため、28℃設定の完全自動運転となっている。雀の涙ほどのエコが実現できているのだ。