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寿司を食べる

by 唐草 [2015/07/24]



 今日は、本当に美味しいお寿司をおごってもらう機会に恵まれた。もちろん回転している寿司ではない。たぶん、1貫のお値段で回転寿司ならお腹いっぱい食べられるようなお値段のお寿司だろう。自分のお金じゃ、絶対に入れないような店。
 数年に一度あるか無いかの貴重なチャンスだったので、小食なぼくも頑張って食べてきた。不思議なことにドンドンお寿司が食べられた。これが、本当に美味しいもののなせる業なのか!魚だけじゃなくて鮑や車エビなんかも堪能してきた。基本的に好き嫌いが無いことと食物アレルギーが無いことに感謝しながら魚介類に舌鼓をならしていた。
 やっぱりお寿司は、江戸前スタイルが一番食べやすい。初めから醤油を塗って出してくれるから、何も考えずに口に運ぶだけで良いのが楽だ。ひっくり返してネタに醤油を付けるという不自然な動きから開放される。指拭き用のおしぼりを出してくれるから、手づかみで気兼ねなく食べられる。ちょっと前にテレビで見た江戸前寿司の特集から得た知識がさっそく役に立った。
 一通りコースが終わった後に「追加で何か握りましょうか?」と聞かれた。おごってもらっている立場なのでオーダーしにくい状況だったのが悔やまれる。通ぶってコハダを注文しようかとも考えたが、付け焼き刃の通気取りなんて本場では通用しないだろう。おとなしくするしかぼくに選択肢は無かった。それに、ぼくの知らないネタばかりなので、知っているものを注文するのが損に思えた。
 食事会がお開きになった後、帰りの電車で今日の寿司屋について検索をしてみた。
 検索結果は表示されるものの、件数はかなり少ない。レビューもほとんどついていない。なかなかの高級店なので、訪れる人も少ないのかもしれない。グルメガイドで☆をもらったような有名店でもない。いわゆる隠れ家的なお店という存在なのかもしれない。
 もしかしたら、レビューが少ないというのはある意味でステータスなのかもしれない。ちょっとレビューサイトの見方が変わりそうだ。