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2周目がおもしろい

by 唐草 [2015/08/01]



 先日クリアした『WITCHER 3』の2周目を始めた。これがなかなかおもしろい。
 クリアしてほとんど間を置かずに2周目を始めたのには訳がある。シナリオ関連のトロフィーを1個取り損ねてしまったからだ。オープンワールドなのでぼくの選択の結果、発生しなかったイベントがあったらしい。しかも、エンディングの分岐に関わるような重要なものだそうだ。これは、なんとしても見ておきたい。ディクストラはキライだけど、彼の足の骨を砕くのは我慢しないと…。
 2周目を始めるにあたって、可能な限り1回目とは異なる選択をしてみようと考えた。1周目で見逃したヤツを容赦なく倒したり、正義のために倒した悪人を見逃してみたりと正反対の選択を選んでみることにした。また、イベントを進める順番も可能な限り逆にしてみる事にした。
 この決断は、大正解だった。
 一本道のゲームだと、ある選択肢で「はい」を選ばないと物語が進まないことがよくある。ドラクエでも散々目にしてきた展開だ。でも、オープンワールドの世界には、そんなご都合主義の選択肢は存在しない。「いいえ」を選べば、いいえの物語が進んでいく。その結果、同じゲームで遊んでいるにも関わらず、1回目とはだいぶ異なる展開になっている。大筋は同じところに帰着するのだけれども、過程がぜんぜん違う。ハッキリ言って違うゲームで遊んでいると感じるほどだ。
 また、2周目だと嘘を付いているキャラクターの存在に気がつける。よく聞けば矛盾のある部分に気がつけるかもしれないが、名探偵でなければそんなことは聞き逃してしまう。でも、1周目の結末を知っているので、誰がどこで嘘を付いているのかに気がつく事が出来る。その結果、1周目とは全然違う流れになっていく。
 多くの場面でどんな選択肢を選んでも、その選択肢に応じたイベントが進んでいく。それもすべてフルボイスで。いったい、このゲームの中にはどれだけの量の音声データが入っているのだろう?収録する側の苦労がしのばれる。