KL system

バックアップ先延ばし

by 唐草 [2015/08/03]

　我が家のサーバは、恐ろしいことに冷房の無い日当たりの良い南向きの部屋で運用されている。冷却は、サーバ本体のファンと2,580円の扇風機だけだ。これで外気をうまく取り込んで、空気を循環させることでギリギリ室温程度の温度を保っている。扇風機の送風は、「弱」だと間に合わないので日中は「中」での運転が必要になる。
　サーバは4台のハードディスクが設置できるように設計されているが、エアフローを確保するために2個のマウントを外している。これによってだいぶ内部温が下がったようだ。CPUはモバイル用なのでファンレスでも問題は無い。とにかく50℃を越えないように空冷を続けている。
　ルータも熱を持つので、上下を4つのヒートシンクで覆っている。扇風機を稼働させないとヒートシンクが熱くなる。指で触れて熱さを感じるので40℃近くなっているのかもしれない。ネットワーク機器の発熱も侮れないものがある。
　月初めと言えば、月例のバックアップが恒例行事となっている。外付けのUSBハードディスクにバックアップを取る。本当は、月1回じゃ足りないのかもしれないが、やらないよりはずっとマシだ。
　でも、8月に入ってからバックアップに躊躇している。暑さが、理由だ。
　冬場でさえ熱くなる外付けハードディスク。それを冷房の無い夏の部屋で稼働させて大丈夫なのだろうかという不安が拭えないでいる。バックアップは大事だが、無理してバックアップを行ってディスクが壊れてしまったら元も子もない。バックアップをするべきか。それとも今月は見送るべきか。悩ましい。
　ギリギリで稼働する自宅サーバならではの問題だ。
　あっ、冷房の効いた部屋のPCにUSBハードディスクをつないで、ネットワーク越しにバックアップ取ればいいのか！

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