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トロフィー乱獲

by 唐草 [2015/08/19]

　『WITCHER 3』の2周目もクリアしてしまい遊ぶゲームが無くなってしまった。気分的には新しいゲームを購入したいところなのだが、2週間後にMGS5の発売が控えている。お財布的に今ゲームを購入するのは得策ではない。
　そこで、未取得のトロフィーを可能な限り取得しようと家にあるゲームを掻き集めてきた。
　トロフィーリストを見つめて思わず唸ってしまった。
　ぼくは、基本的にトロフィー取得を目指してゲームで遊んでいる。簡単に取れそうなトロフィーは積極的に取得している。残っているトロフィーと言えば、取得条件を知らなきゃ絶対に取れないようなトロフィーか超絶技巧が必要だったり、恐ろしく時間がかかりそうなトロフィーばかりだ。
　軽い気持ちで始めたトロフィー乱獲計画だったが、思った以上に骨太のチャレンジになりそうだ。
　初めに取りかかったのが、VITA内蔵のタッチゲームだ。タッチセンサーの使い方を体得するためのミニゲームだが、高速クリアのトロフィーがいくつか残っていた。脳トレのような反射神経がものを言いそうなゲームを眉間にしわを寄せて本気で攻略する。目標タイム1分を切るべく真剣にプレー。何度もやり直してトロフィーを取った頃には、指がつりかけていた。
　続いてMGS2の隠しトロフィー。ジョニーのお腹の音を聞くのが取得条件だが、こんなもの正解を教えてもらえなかったら絶対に取れない。もう一つのエンディングで群衆に紛れている敵キャラを見つけるというのも条件が分からなかったら絶対に取れない。攻略サイトに感謝をしながらトロフィーを手にした。
　続いてWITCHER 3の石弓で50人ヘッドショットするという世界取得率1%以下のトロフィーにチャレンジした。これは難しいというより、ひたすらに面倒なトロフィーだった。長いロード時間に我慢しながらエリア移動を繰り返して倒しやすい敵を何度も何度も倒してどうにか取得できた。
　楽しいはずのゲームが、なんだか苦行のようになってしまった。

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