by 唐草 [2016/04/13]
先日から自転車の調子が悪かった。ハンドルの右側に付いている変速用レバー(シフター)の調子がどうも悪かった。歯車1枚分ずれて変速されるような気持ち悪い感覚に襲われていた。
何が起きているかは、だいたい想像できていた。
シフターのなかのワイヤーが切れかかっている。前にもまったく同じ故障を経験したことがあるのでよく分かる。
変速用のワイヤーは消耗品だ。ブレーキパッドの次に壊れるパーツだから仕方がない。もう少し症状が悪化したら自転車屋を訪れようと思っていた。
だが、今朝、通勤のために早朝から自転車に跨っていたらあっさりワイヤーが破断した。
こうなってしまうともう手も脚も出ない。ギアチェンジは一切できなくなってしまった。
手元のワイヤーが切れてしまったので、ギアは一番軽い位置に固定されてしまった。自動車で言えば1速(ローギア)固定のような状況だ。
出だしはいいかもしれないが、普通に走るには軽すぎるギア。古いマンガの駆け足描写のように足を高速回転させないと自転車は進まない。息を切らせて必死に足を回しているのに、ママチャリと併走するのが精一杯。
メンテ不足のせいで朝から息も絶え絶え。