by 唐草 [2016/05/21]
スマホの使い方は、人それぞれだ。電話機として活用する機会が多い人もいれば、データ通信のみの人もいる。屋外での使用がメインの人もいれば、Wi-Fiでの運用が中心の人もいる。
このように使い方は多様化している。しかし、大手通信キャリアが提供するプランはユーザ側の多様性に応えられてはいない。ハッキリ言って使わない人が損をする契約となっている。
だからこそ、大手キャリアから離れて、MVNO+SIMフリー端末を選択する人が増えているのだろう。
ぼくの母も、通話用ガラケーが壊れたことをきっかけにMVNOへと乗り換えることとなった(まぁ、ぼくが説得したのだが)。
電話の使用頻度が低いこと、Wi-Fiが使える場所にいることが多いことに加えて、我が家のプロバイダがSo-netであることから0円SIMこと0-SIMとの契約を選択した。
さて、ネットから申し込もう。
So-netのユーザページにログインして、契約の追加を選ぶ。
だが、そこに0-SIMの項目はなかった。
えっ?0-SIMってSo-netのサービスだよね?
確認のために0-SIMのサイトを三度見するが確かにSo-netのロゴがある。
何なんだこれは?
よく0-SIMのサイトを読んでみると、0-SIMはSo-netが契約窓口になっているだけで、プロバイダ事業とは異なると言うことのようだ。まったく、分かりにくいなぁ。
選択肢が増えて複雑化していくモバイルネットワーク回線契約の難解さを身を持って体験した瞬間だった。ぼくの払った通信費は、どういう経路を経て誰の懐に入るのか?よく分からないまま通信を使うことになってしまうのかもしれない。