by 唐草 [2016/06/01]
大学の教職員食堂に行ったら、テーブルの上に紙が置いてあった?
他の先生の忘れ物だろうか?
どうやら違うようだ。
それは、教職員食堂に関するアンケート用紙だった。
アンケートの中身は、目新しいものでは無かった。スタッフの対応や料理の質、値段が適正かというようなありきたりな内容だった。
お金に困っている学生ではないので、学食のお値段が高いと思った事はない。ボリュームのある定食が500円台で食べられるのは、ありがたいことだ。特に不満は無いどころか、大いに満足している。
アンケートの最後に気になる設問があった。
「学生の教職員食堂の利用についてどう思いますか?」と言う、他の場所ではあり得ないような設問が書かれていた。
教職員食堂と名乗っているが、要領のいい学生連中は混雑している学食を避けて教職員食堂を利用している。その数は決して多くはないのだが、曜日によっては席を占領しているのもまた事実。昼休み中ダラダラと食堂に居座り続ける学生は、時間に追われている教員側からしてみると邪魔な存在でもある。
だから、ぼくは学生だけでの利用には強く反対したい。
いっそのこと、学生が利用をためらうぐらいに定食の値段をあげても構わないとさえ思っている。
さて、ぼくの思いは学校側へ届くのだろうか?