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僅差の理由?

by 唐草 [2016/07/01]



 国民投票でEU離脱が決まったイギリス。結果が僅差だったので、なにやらもう一波乱ありそうな感じもする。これぐらいの僅差の選挙だと一票の重みを感じられることだろう。
 なんだか、最近ギリギリの選挙結果というのを良く目にしている気がする。
 最近だとイギリスのEU離脱の他に、ペルーの大統領選挙の記憶がある。あの選挙も山岳地域に住む人々のわずかな票が明らかになるまで白黒付かないでいた。
 ギリギリの選挙結果をぼくが意識するようになったのは、いつからだろうか?2004年のアメリカ大統領選挙からな気がする。選挙後に泥沼の裁判合戦があったのが印象深い。
 あれから12年。ますますギリギリな選挙が増えているように思える。次のアメリカ大統領選挙も結果が読めない戦いになるのだろう。
 なぜ、最近になってこうも拮抗した選挙結果が相次いで出るようになったのだろうか?
 まったく根拠はないのだけれど、タイミング的にネット、特にSNSの発達が大きな要因になっているような気がする。
 人々が容易に情報発信できることになったせいで、マスメディアによる大衆のコントロールが思い通りに進まなくなったのではないだろうか?情報の発信源が少なければコントロールしやすい。でも、発信源が無数にあったら情報の制御はできない。だから、マスメディアも断定的なことを言えなくなってしまう。結果として、対立する2つのものが均等に扱われるようになるのかもしれない。
 今後も僅差の選挙が相次ぐならぼくの妄想の正しさもいずれ証明されるかもしれない。