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三毛猫は暑苦しい

by 唐草 [2016/07/02]



 昨年の11月頃に保護した猫の1匹は、三毛猫である。当然メス。『ねこあつめ』の分類に従うのならオレンジ色の部分のみに縞模様があるので「しまみけさん」が近いが、黒の部分は完全に黒い。
 ぼくは、生まれてからほぼずっと猫と暮らしてきた。でも、どういう因果か三毛猫を飼うのは初めて。白黒が1匹いた以外は、混じりけのない模様の猫ばかりだった。白猫や黒猫、縞猫だとしても全身に縞の入っているようなタイプばかりだった。選んだわけでもなく、その辺に捨てられているのを拾っただけなのに模様のそろった猫ばかりだった。
 そのため、この夏は初めて三毛猫のいる夏となった。
 夏場の三毛猫は、今までのどの猫とも異なる雰囲気がある。
 三毛猫の模様って、夏に見ると相当暑苦しく見える。
 暖色のオレンジ色も暑苦しく見えるし、その上に乗ったようにも見える黒が本当に重く見える。見ているだけで暑い。
 同じ色でも全身オレンジの赤トラや黒猫を見ても暑そうに感じたことはない。でも、三毛猫は違う。色の組み合わせのせいで本当に暑苦しい。猫には申し訳ないのだが、本気で毛を剃りたいとさえ感じているぐらいに暑苦しく見える。