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扇風機では戦えない

by 唐草 [2016/07/03]



 毎年書いていることだが、ここ何年かは7月が一年でもっとも暑い季節になったように思う。夏本番というと夏休みのせいで8月のイメージが強いけれど、温度計が示す数字に従うのであれば7月こそ夏の本番である。
 暑さは人にとって大きな障害である。油断をすればちょっとしたことで熱中症になり命を落とすことだってある。
 暑さが危険なのは、生き物だけのことではない。高温環境は、機械にとってもリスクが高まるということを忘れてはならない。
 我が家の夏は、サーバ冷却の夏でもある。以前はサーバのためだけにクーラーをつけることもあったが、今の小型サーバに買えてからはどうにか扇風機だけで夏を乗り切れるようになった。それでも、絶対に扇風機は欠かせない。しっかりと空気の流れを作らないと排気温度は40℃近くなってしまう。
 サーバと並んで冷却に気を使うのが、PS4。このハードもなかなかの高熱を発する。気温が上がってくると本体に付いた小さなファンが全力で回って必死に冷却を試みているのが分かる。サーバと違って熱暴走からの停止を起こしてもさほど大きな問題は無い。でも、全力でファンが回り出すと吸排気音とファンの駆動音で、ゲームの音が聞こえなくなる。
 PS4の脇に扇風機を置いてエアロフローを確保してもあまり効果は感じられない。オシャレなデザイン故に、排熱設計はイマイチのようだ。
 そんな訳で我が家のPS4はまだ7月の頭だというのに、扇風機では手に負えない状況となってしまっている。今年もPS4のためにクーラーをつけるという日が近いようだ。