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連邦のNANDゲート

by 唐草 [2016/07/05]



 『Fallout 4』のDLC第4弾が発売となった。
 今回のDLCは、ぼくが勝手に「シム廃墟」と呼んでいる居住地作成モードの追加要素配信。シナリオの追加などは一切無い。
 居住地作成モードはおもしろいのだが、効率的な作り方を理解して以来どの居住地も画一的な作りをしてしまっている。自由度が高いのだけれども、遊んでいる側の発想が貧困な故の末路である。
 そんな状況をこのDLCが変えてくれそうに感じた。
 今回のDLCでは、ピタゴラ装置のような仕掛けを作るためのパーツや論理ゲートなどが追加される。
 ピタゴラ装置にはあまり興味はないが、論理ゲートはぼくの心を揺さぶった。
 NANDゲートがあると言うことは、RS Flip-Flop回路が組めると言うことだ。それは、1bitメモリの実装が可能だと言うことだし、発展させれば加算機も組めるということだ。
 つまり、Falloutの世界で電卓が作れるということになる。荒廃した世界らしく拳銃でスイッチを押す退廃的な電卓でも作ろう。
 そう考えて、DLCを購入した。
 ところが、DLCで追加された論理ゲートは簡易シミュレートの論理ゲートもどきでしかなかった。 Flip-Flop回路を組んだらエラー扱いとなってしまった。これじゃあ、電卓はおろか1bitメモリすら組めない。
 ハッキリ言って600円をドブに捨てた気分だ。残念…。