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投票BGM

by 唐草 [2016/07/10]



 選挙へ言ってきた。2Bの濃い鉛筆を握る機会なんて、もう選挙の時しかないのでは?なんて思いながら投票用紙に記入を済ませる。
 投票所である小学校の体育館は、妙な空気に包まれていた。それは暑さのせいではない。
 なぜかBGMが流れていたのだ。
 今まで、様々な選挙の投票を行うためにこの体育館へと足を運んできたが、BGMがかかっていたのは初めてのように記憶している。
 ぼくが投票しているときに流れていたのは、映画『天空の城ラピュタ』の曲だった。なんのシーンで流れる曲なのかは思い出せなかったが、戦闘とかの激しい場面の曲ではないことは確かだ。たぶんテーマ曲だったような気がする。
 ずっとラピュタの曲を流しているのだろうか?それともジブリ音楽コレクションを流していて、ぼくが投票したときに流れていたのがたまたまラピュタの曲だったのだろうか?ジブリの映画音楽なら多くの人が聞いたことがあるので無難な選択だと言える。
 でも、果たして投票所にBGMは必要なのだろうか?そしてBGMは誰のために流されていたのだろうか?
 投票を行う有権者のためだろうか?それとも一日中投票箱を眺めているだけの立会人のためだろうか?
 そして気になることがもう1つ。権利的な問題をクリアしているのだろうかという疑問。営利目的で音楽をかけていたわけではないが、公衆に対して送信していると判断できる状況にあった。JASRACが選管に突撃なんておもしろい事になったりはしないだろうか?