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天気読み違い

by 唐草 [2016/07/14]



 午前7時頃、出勤しようと思ったら屋根に雨粒が落ちる音が聞こえてきた。なんとも梅雨らしい不安定な天気だ。ここのところ天気を読み損ねて何度もずぶ濡れになっている。朝から濡れるのは勘弁願いたい。ここは慎重にいくべきだろう。
 そう判断して、泥よけの付いていないクロスバイクではなく、ママチャリで駅へと向かうことにした。天候の悪化に備えて、折りたたみ傘とカッパを鞄に入れることも忘れてはいない。
 家を出て200mぐらいしたら雨は上がっていた。その後、駅へと走って行く間に一粒の雨粒も感じることはなかった。どうも雨が降っていたのは、我が家の周りだけだったようだ。
 電車に乗って職場方面へと進んでいくとドンドン天候が回復していく。電車を降りたとき、空は青空だった。
 午前中の仕事を終えて帰ろうとしたときは、影がクッキリと地面に落ちるほどの晴天となっていた。
 今日は完全に天気を読み違えた。ここのところ立て続けにずぶ濡れになったせいで慎重になりすぎた。そう後悔しながら炎天下の下、重いママチャリをこいでいた。
 しかし、その後の天候の変化を考えるとぼくの判断は悪いものでは無かったようにも思える。雷は鳴るし、前が見えないぐらいの豪雨も降った。今日のぼくは、幸運に恵まれて濡れなかっただけなのかもしれない。備えあれば憂い無しと考えておこう。