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ジンギスカン

by 唐草 [2016/07/17]



 今日は、久々にジンギスカンを食べに行った。どうもテレビで紹介された有名店らしい。
 炭火で焼いた羊肉を黙々と食べていった。ジンギスカンというと濃いタレで味付けされているイメージが強い。でも、その店のお勧めは塩だった。「味付けは塩で」っていうと無理して通ぶっている意識高そうなイメージが付きまとうが、確かに塩で食べる羊肉はさっぱりしていて美味しかった。ジンギスカンらしさは薄いかもしれないが、美味しい羊焼き肉という感じだった。
 ラム肉って苦手な人が少なくないイメージがある。嫌いな人に言わせると臭みが強くて食べられないらしい。
 幸運な事にぼくは何の抵抗もなく羊肉を食べることができる。それどころか、臭みを感じたことがない。だから苦手な人が言う臭みというものがどういうものなのかも想像できないでいる。確かに牛や豚と比べると味が濃いように思えるが、それを不快に感じたことはない。
 2時間ほど羊を食べまくって帰路についた。
 焼き肉を食べた人が電車の中にいると、ニンニクの臭いとか炭の焦げたような臭いですぐに分かる。当人はその臭いに気がついていないが、周りの人からしてみればある種の臭いのテロである。
 牛肉でさえ迷惑になるのだ。羊肉をたらふく食ったぼくらは更に迷惑だったことだろう。野趣溢れる獣肉の臭いを夜の電車の中にまき散らしていたのだろう。