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販促団扇を作る

by 唐草 [2016/08/01]



 酔っぱらいたちの勢い任せの提案(暴走?)の結果、事態は思わぬ方向へと進むこととなった。
 去年の今頃のぼくを思い出して欲しい(誰も覚えていないと思うが)。コミケで自作缶バッジを売ると息巻いていた。結果は、半分ぐらい売れ残ったが強気な価格設定のおかげで黒字だった。ただ、今日現在まだ相当な数が残っているのが事実。
 ぼくを誘ってくれたコスプレおじさんが、今年もコミケに出展するそうだ。去年の夏コミから3連続当選という強運を見せつけてくれている。
 一方ぼくは、ドラクエXは完全に飽きたし、同人作品にも興味が無いし、社会科見学としてコミケを見てみたいという目的も果たしているので、もはや何の興味もない。去年の冬も誘われたけど、ニートなくせに「都合が合わない」と断っていた。
 ところが、今年の夏は別のアプローチがやってきた。
 ぼくは来なくて良いから缶バッジだけを売ってみないか?とのお誘いだ。
 暑い中出かけたくないし、人の多いところにも行きたくない。でも、缶バッジの在庫を処分したいと考えている。そんな我が儘なぼくには、正に天の声。二つ返事でこの計画に乗った。
 ただ、缶バッジを渡しておしまいというのはおもしろくないし無責任でもある。
 という訳で今年も販促用団扇を作ることにした。夏の販促グッズと言えば団扇でしょ!という短絡的な発想だ。ただ、お手製団扇は一点物。配ったりはできないので、今年も販売ブースのマスコット的に使うものになりそうだ。

※サプライズ品なので図案は当日まで非公開