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暑すぎる日に

by 唐草 [2016/08/09]



 暑すぎる。
 フェーン現象だかなんだか知らないが、異様に暑い。
 午前中に郵便局まで出かけたのだが、そのわずかな間に命の危険を感じるほど暑かった。気温が高いだけでなく、日射しも刺すように痛い。ぼくのように屋内にしかいない人間には、あまりにも危険な天気だ。用事をしませた後は、太陽を避けるようにして家へと逃げ帰っていった。
 ぼくが暑さを感じたのは、なにもぼくが不健康だったからではないようだ。今日は、本当に暑かった。それも記録的な暑さだったようだ。東京でさえ38℃を記録することとなった。この夏の最高記録らしいが、あまり歓迎できない最高記録だ…。
 さすがに体温を超えるような気温は、ひと味違う。扇風機ではまったく歯が立たない。熱い風が来るだけでまったく涼しさを感じられない。クーラーがなかったら本当に死んでしまいそう。
 もしクーラーが壊れてしまったらどうやってこの暑さを凌げばいいのだろうか?図書館などの公共施設に避難するというのがすぐに思いつく方法だが、閉め切った家に猫を残していくわけにはいかない。風の流れを最大限確保して、一日中水風呂に沈んでいるというのがぼくにとっては現実的な暑さ回避方法になりそうだ。
 前述の郵便局へ行った際にコンビニの建て替え工事を目にした。この暑さの中で働くことのできる工事関係者の身体の堅牢さには、尊敬にも似た眼差しを向けてしまった。今のぼくなら10分で倒れると思う。