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引越のよう

by 唐草 [2016/08/21]



 明日からいよいよリフォーム工事が始まる。築30年以上の家を改修するのでなかなかのおお仕事が予定されている。流石に某リフォーム番組ほどの規模ではないが、1階は風呂トイレを含め全室改修となる。
 だから1階に置かれているすべての物を移動させる必要があった。
 7月中旬ぐらいから計画的に整理や日用品の移動を行ってきた。引越業者を雇うべきなのか?とかレンタル倉庫を借りるべきなのか?と悩むことがあったが、どうにかお金をほとんどかけない方法で問題に対処することができた。
 お金の代わりにかけたのは、時間と労力。
 ほぼすべての日用品を2階へと運び込んだ。おかげで2階は段ボール箱にあふれている。文字通り足の踏み場もない状況となっている。もし、今、大地震が来たら段ボール箱に潰されて死んでしまうことだろう。
 明日からいよいよ3週間に渡る工事が始まる。最後の最後まで使っていた食器などの欠かせない日用品を段ボール箱に詰めた。1階のリビングには、もう何も置かれていない。あるのは、段ボール箱だけ。
 この状況、まるで引越のよう。
 ひとつの生活に区切りがついた感じが、空っぽでやたら声が響くようになった部屋全体から伝わってくる。
 今回は、あくまでリフォーム。引越ではない。だから片付けたのは1階だけ。
 1階だけの片付けにも大いに骨を折ることとなった。本当の引越だったら2階も片付けなくてはいけない。ぼくの仕事部屋のある2階の片付けに必要な段ボール箱の量はどれほどのものになるだろうか?想像もしたくないし、引越もしなくない。