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朝食抜きの効果

by 唐草 [2016/10/19]



 最近、1限からの授業があるときは朝食をとらないで家を出ることにしている。これが、思いも寄らぬ良い結果をもたらすこととなっている。
 ぼくは、朝が弱い。目覚ましなどで起こされると気持ち悪くて仕方がない。
 でも、朝食を食べないで家を出るのは不健康だと信じていた。また、駅まで自転車に乗っていくので食べないと体が動かないとも考えていた。だから、無理をして朝食を胃の中に押し込んできた。もう食事と言うよりも、完全に燃料補給だと割り切って食べていた。
 気分が悪いのに口からものを入れるのは実に不快だ。さらに気分が悪くなる。電車に乗ってもまだ気分が悪いままだし、無理に胃にものを入れているせいかトイレに行きたくなることも多かった。
 前期に思うことがあったので、この9月からあえて朝食を食べないで家を出ることにした。
 結果は、実に良好だった。
 まず、朝食をとらないので朝の時間に余裕が生まれた。起きたとき以上に気分が悪くなることもなくなったし、トイレに呼ばれることもなくなった。気分が悪いので空腹感も感じない。と良いことずくめ。
 ただ、本当に何も食べないまま授業をすることはできない。学校に着いてから、コンビニで買ったおにぎりを食べることにしている。これが朝食。
 家での朝食を抜いて、学校で食べるようにした結果、さらなる利点が見つかった。
 授業直前に食べるので、家で朝食を食べていたときよりも2時間近く遅くに食べていることになる。食べる時間が遅ければ、お腹が空く時間も遅くなる。これは当然の理。家で食べていた頃は、2限の中盤になると腹が空腹で悲鳴をあげていた。それを鎮めるために飴などを食べてごまかしていた。でも、学校で食べるようにしてからは、授業中の空腹に悩まされる事はなくなった。腹が鳴ることもなくフルパワーのまま2限を乗り切り事が出来る。
 朝食を食べて出勤する。これは一見健康的なスタイルに見える。でも、普遍的なものでは無いし、ぼくに合っていなかった。これに気がつくまでに4年もかかるとは…。