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釣りしかやってない

by 唐草 [2016/12/04]



 FF15は、オープンワールドのゲームとして良くできていると思う。
 ただ、シナリオとオープンワールドの相性が良いとは言えない。明確な急ぐべき目的があるのにフィールドをブラブラしているのは、どうしても不自然に思える。
 それを考えると『Witcher 3』や『Fallout 4』のシナリオは、物語としてはイマイチでもゲームシステムとの親和性は高いシナリオだったと言えるのかもしれない。どこにいけばいいのか分からないという状況をシナリオによって作り出すことで、フラフラブラブラ散策する口実を作っていた。ゲームで遊んでいるときには気がつかなかったが、これもレベルデザインの一環と言えるのだろう。
 ぼくは、オープンワールドのゲームが大好きだ。メインシナリオを完全に無視して、世界の端から端まで歩くことに楽しみを見いだしている。FF15は見えない壁が多くて不満が残るが、車とチョコボを組み合わせて世界を歩き回っている。王都が侵略されたとか、婚約者が行方不明だとかは、もう全然気にしていない。完全に気ままな旅人である。
 目下はまっているのが、釣り。
 RPGのミニゲームに釣りは良く出てくるが、割りに良くできている。アイテムも溜まるし、能力アップのポイントも溜まる。でも、それ以上に釣りゲームとして楽しい。釣り糸が切れるとルアーが無くなってしまうというシビアさが、程良い緊張感を生み出している。もっとも、釣り糸が華奢すぎるように思えてならないが…。
 黒いホスト風衣装からアウトドアルックに着替えて、今日も釣り糸を垂れる。そんな冒険の旅。