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スカスカのパン

by 唐草 [2016/12/11]



 ちょっと小腹が空いたときのおやつパンとしてレーズン入りロールパンを買うことが多い。1個のサイズが小さいので、食べる量を調整しやすい点がお気に入りだ。食事までの繋ぎとして食べる時は1個、本格的にお腹が空いてしまったときは2個といった具合。
 先日、スーパーでいつものロールパンを買おうと思ったら売り切れだった。店へ行った時間が悪かったのだろう。しかたない。
 そこで、普段は買わないプライベートブランドのレーズン入りロールパンを購入した。パンのサイズが少しばかり小さいとは言え、100円を切っている脅威の安さだ。
 空腹を感じる度にそのパンを食べていたのだが、ビックリするほど腹持ちが悪い。
 というか、ハッキリ言って食べた気がしない。胃の中で溶けるように消えていって、微塵も栄養素が体に吸収されていない感じがする。
 脅威の安さを実現するために、きっと多量の膨張剤などを用いて小麦の量を極限まで減らしているのだろう。パンを作る技術としてはすごいのかもしれないが、何個食べてもお腹いっぱいにならないんじゃ結果としてコストパフォーマンスが悪すぎる。