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FF15後半突入

by 唐草 [2016/12/12]

　わざとメインストーリーを放置して最大限道草をしながら進めているFF15も、いよいよ後半に差し掛かったようだ。ネットで何かと評判が悪くなり始める10章に突入した。
　9章の最後は、ゲームとしては爽快感があって実に楽しかった。よく分からないけどボタンガチャガチャ押しているだけで格好良く戦えているという満足感があった。
　その一方で、ストーリーに関しては疑問が浮かんでしまう。何のために戦っているんだかよく分からないまま、カッコイイ戦闘に突入してしまった。爽快感の方が勝っているので「まぁよく分からんがでっかい龍をブッ倒したぜ」という感想だけが残る。
　続いて始まった10章も急展開で、様々な説明がほとんど省かれたままダンジョンに突入する。ドラマやアニメの新シーズンスタートの時のような、わざと説明を省いているような演出なんだと思う。でも、唐突感が否めない。それにフィールドもオープンワールドではなくなってしまった。完全に一本道。
　この唐突感、どこかで経験したことがある。
　そうだ、メタルギアソリッドVの2章以降の流れにそっくりなんだ。重厚な前章からの期待感に肩すかしを入れるような急展開。メタルギアは、後半未完成でのリリースとなった結果のスカスカ2章だった。
　と言うことは、FF15の10章以降というのもリリース重視で作りが薄くなったと見て良いのかもしれないなぁ。

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