カレンダー

2016/12
    
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

気分はもうお正月

by 唐草 [2016/12/21]



 今日は、2016年の後期水曜日授業の最終枠。次回の授業は年明けとなる。
 ただ、ぼくが担当する授業は今日ですべての課題を終えた。年明けに授業はない。だから、後期はまだ続くけれど今日が事実上の最終回というわけだ。そんな授業が、どういう訳か3連続で続いた。
 今日が最終回になったのには、いくつかの要因がある。ただ、最大の要素を挙げるとしたら「ぼくが1月に授業を行いたくない」という一言に尽きるだろう。
 授業の最終回なので、一応締めの言葉のようなものを語ることにしている。とは言え、原稿があるわけではないし残り時間次第で思いついたことを適当に喋るだけだ。
「うまくできた気がしているなら、その自信は本物だと思うからそのままでいい。失敗したと思っているなら、改善すべき点がひとつ明らかになったから次に活かせばいい。レベルアップは実感できていなくても、確実に経験値は溜まっている」というようなことを喋っている。
 朝から3連続でこんなことを喋っていると、ぼく自身も一仕事終えた感覚に包まれる。「自分も冬休みに突入するんだ」そんな想いがこみ上げてくる。それどころか後期の授業がすべて終了した気分すらしてくる。
 水曜日の枠は、確かに終わった。
 でも、これがすべてではない。今年だけでも、木曜日と来週の月曜日に授業がある。年明けも、木曜日の授業は通常通り毎週ある。冬休みは来週以降だし、年明けの仕事だってまだまだある。
 休みがやってきたという感覚は、すべて錯覚。冷静に考えればすぐに分かることなんだけど、ぼくの中では確認に変わりつつある。あぁ、明日も授業だなんて信じらんない。